こんにちは!
福山市の居酒屋「たから屋」です。
岡山・美の浜漁港で出会った新鮮な恵み――コノシロを食卓へ!
今日は、私たちが日々仕入れに訪れている“とっておきの場所”をご紹介します。
その名も、岡山県・美の浜漁港。私たちの拠点・福山市からは車でわずか1時間弱、およそ22kmという近さながら、まるで“宝の山”のような魚たちが並ぶ市場です。
魚が語る町の風景、美の浜漁港へ
📷 写真①:美の浜漁港の全景

まだ朝の空気がひんやりとした時間帯に港へ到着すると、すでに市場内は賑わいを見せていました。
発泡スチロールの箱にずらりと並ぶ魚介、忙しそうに行き交う漁師さんたち、魚を見極める目利きの料理人や業者の方々。
まさに「海の活気」がそのまま凝縮された場所です。
今日の主役はコノシロ!
この日、ひときわ目を引いたのが「コノシロ」。
その銀色に輝く魚体は、どこか上品で、並ぶ魚の中でも一際存在感がありました。
📷 写真②:ピカピカのコノシロたち

コノシロは、出世魚としても知られており、小さな頃は「シンコ」、もう少し成長すると「コハダ」と呼ばれ、お寿司好きの方にはおなじみの魚です。
そしてさらに成長した姿が、この「コノシロ」。
脂が乗っていて、酢との相性が抜群な魚なんです。
酢漬けにして、その味を最大限に引き出す
📷 写真③:コノシロの酢漬け

さっそく仕入れたばかりのコノシロを丁寧にさばいて酢漬けに。
ほどよい締まり具合の身は、噛めば噛むほど旨味が広がり、脂と酢のバランスも絶妙。
薬味に添えた生姜がいいアクセントになって、ついつい箸が進みます。
この一皿には、素材の良さはもちろん、仕入れたときの情景や魚との出会いの感動がそのまま詰まっているような気がしました。
魚の新鮮さは“笑顔のタネ”
市場で魚を見ていると、自然と「早くこれをお客様に食べてほしい!」という気持ちがこみ上げてきます。
新鮮な魚はそれだけで美味しく、そしてなにより、人の心まで元気にしてくれる力があると日々感じています。
私たちは、ただ魚を売るだけでなく、その背後にある“物語”や“手間”、“愛情”も一緒に届けていきたい。
これからも、こうした“目利き仕入れ”を大切にしながら、旬の味わいを、皆さんの食卓へ運んでまいります。
次回もお楽しみに!
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