こんにちは!
福山市の居酒屋「たから屋」です。
大衆居酒屋の歴史
~江戸から令和へ、日本人とお酒の文化~ 🍶🏮
居酒屋のはじまりは江戸時代 🏯
「居酒屋」という言葉のルーツは江戸時代にあります。
当時、酒屋が店先でお酒を立ち飲みさせる形で客に提供し始めたのが起源でした。
もともと酒屋は酒を売るだけの場所でしたが、「ここで飲んでもいいよ」としたことで、自然と人が集まるようになったのです。
これが「居酒屋」の誕生。
江戸の庶民は、狭い長屋暮らしが多く、自宅で酒盛りをするのは難しい環境でした。
そのため「気軽に立ち寄れる飲み場」として居酒屋は庶民の生活に浸透していきます。🍶✨
明治~大正の変化 🌆
明治時代にはビールが登場し、西洋文化の影響を受けて居酒屋のメニューも広がりました。
肉料理や洋食風のおつまみも登場し、「お酒+料理」のスタイルが定着します。
また、当時の新聞や雑誌には「一杯飲み屋」「酒場」などの広告が掲載され、居酒屋文化が大衆に広がっていった記録も残っています。
昭和の高度経済成長と居酒屋 🍺
戦後の復興期、居酒屋は再び庶民の生活に欠かせない存在となります。
働き詰めのサラリーマンたちが「一杯飲んで帰ろう」と気軽に利用する習慣が生まれ、会社帰りの居酒屋文化が根付いたのです。
この頃から大衆居酒屋は「安い・早い・美味い」をモットーに進化し、チェーン店の誕生でさらに大衆化しました。
雑学:お猪口と乾杯 🍶
江戸時代の居酒屋では「猪口(ちょこ)」を回し飲みする習慣がありました。
これは「同じ酒を分け合うことで親しさを深める」という意味合いがあります。
現代の「乾杯」に通じる文化です。🍻
現代の大衆居酒屋 🏮
令和の時代、居酒屋は単に酒を飲むだけの場所から「コミュニケーションの場」へと進化しました。
地元食材を使うお店や、昭和レトロを再現する店舗も増えています。
まとめ ✨
居酒屋の歴史は、江戸時代から続く庶民文化の歴史そのものです。
気軽に酒を楽しみ、人と人がつながる場所としての居酒屋は、時代を超えて受け継がれています。
次回もお楽しみに!
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